2020年1月24日金曜日

学会非会員でも投稿できる(?)論文雑誌(和文)その2

ご無沙汰しております。
近況は諸々あり憤死しそう……とだけ。

以前、「学会非会員でも投稿できる(?)論文雑誌(和文)」
http://r-mawatar1.blogspot.com/2018/05/blog-post.html

というエントリを書きました。
追加調査?というほどのものではありませんが、他にもいくつかあるようなので、まとめておきたいと思います。


  • 雑誌:『経済社会学会年報』
  • 機関:経済社会学会
  • 投稿期限:?
  • 投稿資格:「会員以外の方も投稿できます」とのこと。
  • 分野:「『経済社会学会年報』は、会員以外の方も投稿できます。広い意味での経済学と社会学との境界領域に属するものであれば、テーマ、形式は問いません。なお、規程によりレフリーによる審査があります。」
  • URL:http://www.waseda.jp/assoc-soes/journal



  • 雑誌:『大原社会問題研究所雑誌』
  • 機関:法政大学大原社会問題研究所
  • 投稿期限:?
  • 投稿資格:下記をあわせて参照。
  • 分野:「社会労働問題に関する学術研究雑誌で,「論文」「資料紹介」「調査報告」の投稿を受け付けております。」
  • URL:https://oisr-org.ws.hosei.ac.jp/oz/regulations/



  • 雑誌:『地域生活学研究』
  • 機関:地域生活学研究会
  • 投稿期限:「本誌は形式上、年1号を刊行していますが、投稿物は随時受けつけており、受理された原稿から順次掲載します。」
  • 投稿資格:「地域づくり、まちおこし、環境保全、公共交通など、「地域」や「生活」に何らかの関わりをもつ問題に真摯な関心がある方なら、どなたでも投稿できます。」(投稿規定より)
  • 分野:「「地域生活学研究会」は、「地域」や「生活」のキーワードに何らかの形で関わりのある富山大学の研究者が、学部・学科の垣根を超え、メンバーに参画している研究会です。」「成果発表の機会が限られてしまう、若く意欲的な研究者(大学院生や任期付き雇用、非常勤研究職)の方々に経済的負担をお掛けせず、迅速に成果を公表する機会を確保するとともに、地域の貴重な人材(ボランティア活動をされている方、NPOの方々、行政の職員の皆さまなどなど)の声を広く反映させることのできる査読付き学術誌を目標にしています。」
  • URL:https://toyama.repo.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_snippet&index_id=1450&pn=1&count=20&order=17&lang=japanese&page_id=32&block_id=36



  • 雑誌:『公共研究』
  • 機関:千葉大学公共学会
  • 投稿期限:例年12月9日頃?
  • 投稿資格:「公共学会の学会員のみならずどなたでも投稿
  • できます。」
  • 分野:「公共学及び関連学問の研究者、「持続可能な福祉社会」や「公共性」に関連する活動を実際に行っているNPOなどに対し,広く調査研究成果の発表の機会を提供することにより,公共学の理論的思想的発展に資することを目的としています。」
  • URL:https://public-affairs.jp/archives/1756



  • 雑誌:『社会と倫理』
  • 機関:南山大学社会倫理研究所
  • 投稿期限:例年2月末
  • 投稿資格:「紀要への投稿資格は、次に列挙する者が有する。一 社会倫理学に関わる分野を専攻する研究者二 紀要編集委員会の何れかの委員の推薦を受けた研究者」
  • 分野:「社会倫理に関する分野の研究論文」
  • URL:http://rci.nanzan-u.ac.jp/ISE/ja/publication/contribution.html



それでは、また…………。

2018年10月3日水曜日

人文社会系の無給のポスドク研究員ポジションってどれくらいあるのか

ここ最近をざっくりまとめると、

:クリタ水環境科学振興財団から研究助成の採択を受けました。これは本当によかったです。精進します。
:お祈りのお手紙をもらいました。
:博士論文提出資格のキャンディデイト審査会を終え、合格しました。とはいえ、いつ提出できるのか見当つきません……。プログレスレポートを年明けの面談あたりからぼちぼち書き始めて、本当に書けず厳しかったです。こんなことでは博論m
:投稿論文を一本とりあえずこしらえて投稿しました。博論に集中した方が良いのでは……とはいえいろいろ不安で……。年度内にもう1、2本こしらえたいです。やめた方が良いのでは。
:分担の翻訳を少しずつ進めています。若干遅延気味。
:辞典項目執筆。1文字も書いていません。締切はまだ先ですが、ぼちぼちなんとか。
:学会の事務仕事を手伝うようになりました。足を引っ張らないように頑張ります。

今回のエントリーは、目についた範囲でand専門分野に近いところの無給のポスドク研究員ポジションを探してみたまとめになります。有給ポスドク研究員等は除きます。
探し方が悪いのか、あまり見つからない印象。

在籍している大学で学位を取得した後に、そこの無給研究員の肩書をもらうことができて、無給ではあるけど科研には応募できる……というのが現所属先の制度だったかと思います(よく知りません)。他の大学はどうなんでしょうか。
無給と書きましたが、多少研究費出るところも混ざっています。あと、受け入れ先の教員との関係づくりはどのみち大事なようです(要出典)。

以下、順不同です。

■滋賀大学経済学部・大学院経済学研究科 リスク研究センター客員研究員制度
https://www.econ.shiga-u.ac.jp/risk/10/2/7/
⇒特に「公募型」
「リスク研究センターが各年度に提示するテーマに対する『公募型』客員研究員。
博士後期課程修了者、並びに本学以外の博士後期課程在学生、または前述以外の研究者を対象とする。」

■島根県立大学市民研究員
http://hamada.u-shimane.ac.jp/research/organization/near/sk/shimin_kenkyuin.html
「市民研究員には、「北東アジア地域の総合的研究、本学の学術研究活動の発展に貢献する意欲」のある方であれば、どなたでもご応募いただけます。」

⇒石井雅巳氏の取り組みで聞いたことのある方もおられるのではないでしょうか。

■東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所ジュニア・フェロー
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/staff/list5
「本研究所では,設置趣旨に基づき後継者養成を図るため,専任所員の支援のもとに共同研究活動に参画する博士後期課程修了以上の若手研究者を受け入れています。」

■国士舘大学アジア・日本研究センター ポストドクトラルフェロー(客員研究員)募集
https://www.a-jrc.jp/2017/04/information_post_doctoral_fellowship_at_ajrc_1.html
「3. 申請資格
アジア・日本研究にすぐれた業績を有する者で博士号取得後6年以内の者、または専門委員会で博士号取得者と同等と判定された35歳未満の者。」

■大阪市立大学「先端的都市研究拠点」特別研究員(若手)
https://www.ur-plaza.osaka-cu.ac.jp/2018/07/20/application/ 
(※2018年8月募集分)

[備考]
・研究費支給有り
・受入研究者候補から受け入れ先を1名選び、事前に承諾を得る必要有り

■慶應義塾大学SFC研究所上席所員
https://www.kri.sfc.keio.ac.jp/ja/researchers/homon.html

「SFC研究所(以下「研究所」という)における研究活動に参加させる目的で、受入責任者からの申請により、研究所が受け入れる研究者です。」

[備考]
・登録料の納入有り。

(その他:有給)
■立命館大学専門研究員プログラム
http://www.ritsumei.ac.jp/research/rsupport/research/special_researcher.html/
「次の①〜③の要件をすべて満たす者。

①着任開始日に博士学位取得後7年未満の者、または着任日前日までに博士学位の申請を行い、着任年度内に学位取得予定の者
②着任時、本大学において研究を開始できる環境が整っていること
③本プログラムにおいて採用実績がない者」

⇒「有給のものは除きます」と最初に書きましたが、一応これだけ。必ずしも博士号を取得していなくても良いが、採用前年度末に提出は終えてないとだめそうですね。

また気づいたことがあれば随時別エントリー等でまとめたいと思います。

2018年5月19日土曜日

研究助成まとめ2

今年度内の博士論文の提出・学位授与に目処が付きそうになく、学振PDの申請を見送ることにしました。
代わりにいくつか助成に出すことを検討しています。
当座、先週1件応募しました。もういくつか応募するつもりですが、あまりこのような書類を書くのは得意ではなく。どれか採択されれば良いのですが、どうなることやら。
いくつか、目についた助成をまとめました。

【環境研究】

・住友財団 環境研究助成
  1. サイト  http://www.sumitomo.or.jp/
  2. 募集期間 2018年度は4月15日から6月30日まで(※ただし、データ送信が6月7日まで。)
  3. 助成期間 2018年11月~2019年10月
  4. 助成金額 最大500万円(総額7,500万円、助成件数50件程度)
  5. 備考   大学にポジションのある研究者向けと思われる。(旭硝子も・・)
・香川県宇多津町学術研究助成事業
  1. サイト https://www.town.utazu.lg.jp/chosei/chosei/jyoseihojo/gakujutsukenkyu/
  2. 募集期間 2018年5月15日(火)~6月15日(金)
  3. 助成期間 助成決定年度の2月末まで
  4. 助成金額 1研究あたり原則として15万円以内
  5. 備考   対象となる研究について

>宇多津町内の自然環境及び生態を対象とする分野
>宇多津町内の歴史、文化、社会、産業等を対象とする分野
>宇多津町のまちづくりに関連する分野
>その他宇多津町に直接関係する研究分野

⇒調査地が香川県内ということもあり、メモ。

・一般社団法人 環境情報科学センター
「環境分野を対象とする助成事業を行っている団体」
http://www.ceis.or.jp/ceisfoundation.html

【その他】

・公益財団法人 吉田秀雄記念事業財団
  1. サイト  http://www.yhmf.jp/activity/aid/index.html
  2. 募集期間 2017年12月1日~2018年1月10日
  3. 助成期間 2018年4月1日~2019年3月10日 ※単年研究の場合
  4. 助成金額 50万円以内 ※単年研究の場合
・一般財団法人 山岡記念財団「日独の若者文化・ライフスタイルの研究」
  1. サイト  https://yamaoka-memorial.or.jp/event/2018/02-01.html
  2. 募集期間 2017年11月30日(木)必着
  3. 助成期間 2018年4月1日~2019年1月31日
  4. 助成金額 30万円
・一般社団法人 日本建築学会「研究助成等一覧」
https://www.aij.or.jp/subsidy.html

建築、都市研究向けの助成リストです。

前回のエントリはこちらから。
2017年3月25日「研究助成まとめ」
http://r-mawatar1.blogspot.jp/2017/03/blog-post.html

2018年5月15日火曜日

学会非会員でも投稿できる(?)論文雑誌(和文)

ご無沙汰しております。新年度が始まり、気づいたら1ヶ月半経っていました……。

論文を投稿する際、雑誌を刊行する学会の会員になっていないと投稿できない場合が多いと思います。
非会員でも論文を投稿できる和文雑誌(かつ投稿料のかからなそうな雑誌……)をわかる範囲でまとめました。
『ソシオロゴス』は投稿する際に投稿料として3000円、また論文掲載料として15000円徴収されるので、このエントリでは取り上げていません。


  • 雑誌:『相関社会科学』
  • 機関:東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻
  • 投稿期限:2018年6月20日(水)
  • 投稿資格:記載無し?
  • 分野:「相関社会科学は、社会科学の基礎領域である、法、政治、経済、社会についての学問的知識を横断的にとらえ、アクチュアルな社会現象を理論的・思想的な側面と実証的・分析的な側面の両方から総合的に解明することを目的とする学問です。こうした相関社会科学の趣旨に沿う、独立した内容および結論を有している未発表の学術研究論文を投稿してください。」
  • URL:http://www.kiss.c.u-tokyo.ac.jp/previous/kssapplication.html



  • 雑誌:『社会システム研究』
  • 機関:立命館大学社会システム研究所
  • 投稿資格:「本学教授・准教授・講師・助教・ポストドクトラルフェロー・その他の研究者(大学院生、学外の研究者についても投稿可能です。)」
  • 投稿期限:「随時(締切:原則として刊行予定月の5ヶ月前まで。9月刊行掲載のものは4月末、3月刊行掲載のものは10月末までですが、柔軟に対応可能です。」
  • 分野:広く社会システムに関する領域
  • URL:http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/ssrc/result/memoirs.html



  • 雑誌:『サステイナビリティ研究』
  • 機関:法政大学サステイナビリティ研究所
  • 投稿資格:「特に、投稿論文の著者に関する条件は定めない。」
  • 投稿期限:9月30日
  • 分野:「投稿については特に分野の制限を設けないが、本誌が“サステイナビリティとは何かを考究する” という学術誌として、多様な人々に幅広く読まれることを想定した執筆を求める。」
  • URL:http://www.sustenaken.hosei.ac.jp/paper_submit/
→サステナビリティ研究所は閉所したそうです……。


  • 雑誌:『都市社会研究』
  • 機関:せたがや自治政策研究所
  • 投稿資格:「投稿の資格については、論文は修士課程在学中の者、あるいは、修士以上の学位を有する者とする。共同(グループ)による執筆は、代表者が前記の資格を満たしていれば投稿することができる。研究ノート及び活動報告については、資格を問わない。」
  • 投稿期限:2018年9月28日(金)
  • 分野:「社会学、行政学、財政学又は社会福祉、環境、教育、都市計画その他の都市政策研究もしくは自治体政策研究の観点から分析した都市社会の構築に関する考察とします。原稿20,000字以内。」
  • URL:http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/107/157/99999/15607/d00145482.html



  • 雑誌:『理論と方法』
  • 機関:数理社会学会
  • 投稿資格:「会員・非会員をとわず,いつでも投稿できる.」
  • 投稿期限:上記に従うなら「いつでも」。雑誌の刊行は年2回、3月と9月。
  • 分野:「(1)投稿資格に制限を設けず,非会員の投稿を歓迎する.(2)数理計量的な研究だけでなく広くさまざまなスタイルの研究を受け付ける.(3)明晰で論理的であることを重視する.とくに数理社会学一つの危険な悪弊である高踏すぎる数学表現をできるだけ回避する.(4)相互批判と論争を歓迎する.(5)審査制をとる.」
  • URL:http://www.jams-sociology.org/?page_id=50



  • 雑誌:『理論と動態』
  • 機関:社会理論・動態研究所
  • 投稿資格:「自由投稿論文は、研究所員だけでなく、研究所の目的に賛同する者であればだれでも投稿できるものとする。」
  • 投稿期限:毎年10月31日
  • 分野:「本誌では、問題意識/理論/実証を重視しています。」
  • 研究所の理念より「動態的理論は、問題意識(研究の意味)、理論(世界の説明)、実証(事実の証明)を必須の要件とする。研究が意味を喪失し、理論が矛盾を排除し、実証が瑣末に陥るとき、社会の理論は、人間の現実を見失う。野蛮と悲惨を合理化する。それに対して動態的理論は、意味と理論と事実に開かれた積極的理論である。」
  • URL:https://www.istdjapan.org/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97/%E7%A0%94%E7%A9%B6%E7%B4%80%E8%A6%81/



  • 雑誌:『新社会学研究』
  • 機関:新社会学研究編集同人事務局
  • 投稿資格:各号の公募特集の趣旨に沿う者なら誰でも
  • 投稿期限:エントリー締切が2018年11月11日、審査通過者の論文締切が2019年1月28日。
  • 分野:公募特集に依存する
  • URL:http://www.bigcosmic.com/board/s/board.cgi?id=JS2016&nspass=


【条件付き】

  • 雑誌:『データ分析の理論と応用』
  • 機関:日本分類学会
  • 投稿資格:「論文投稿者のうち少なくとも1名は,国際分類学会連合加盟のいずれかの分類学会の会員でなければならない.ただし,特集への投稿の場合,前記の論文投稿者についての条件を適用しない.」
  • 投稿期限:2018年7月末日
  • 分野:「論文内容は広くデータ分析に関連する実践的な応用,応用あるいは方法の開発において有益あるいは独創性のある論文とする.」
  • その他:「現在「データ分析の理論と応用」では,特集「社会データの収集・解析・活用と倫理」への投稿を募集しております. 詳しくは以下をご覧ください.」⇒特集号のため、非会員でも投稿可。
  • URL:http://bunrui.jp/journal.html


2017年10月4日水曜日

『社会学史研究』第36号~第39号目次

・しばらくブログの更新ができませんでした。
まあ、気が向いた時に更新するということで……。

・どこに需要があるのかわかりませんが、『社会学史研究』の第36号(2014年)から第39号(2017年)までの目次をアップします。(ciniiに反映されていないような…気のせいでしょうか。2013年までは学会webに目次あり。)

・『社会学史研究』第36号(2014年)
■特集 知識人とコモンマン
内海博文,2014,「社会学とグローバリゼーション――N. エリアスのスポーツ研究を手がかりに」『社会学史研究』36: 3-18.
清水晋作,2014,「公共知識人としてのダニエル・ベル――ニューヨーク知識社会の文脈に着目して」『社会学史研究』36: 19-38.
小谷敏,2014,「悔恨・うぬぼれ・からいばり――丸山眞男と戦後日本における知識人の共同体の問題」『社会学史研究』36: 39-55.

■論文
寺田征也,2014,「鶴見俊輔における『親問題』としての教育」『社会学史研究』36: 57-72.
小林裕一郎,2014,「ノルベルト・エリアスの暴力論の射程――『編み合せ』概念を手がかりに」『社会学史研究』36: 73-89.
杉本隆司,2014,「権威と信頼の政治学――A・コントの初期論集」『社会学史研究』36: 91-106.
羅太順,2014,「マックス・ヴェーバーの官僚制論の再考」『社会学史研究』36: 107-23.

・『社会学史研究』第37号(2015年)
■特集 社会学と言語・メディア
奥村隆,2015,「共同体の外に立つ――『日本の社会学を英語で伝える』ことをめぐる試論」『社会学史研究』37: 3-25.
石田佐恵子,2015,「映像を介して社会(学)を考える――映像社会学における第三の課題」『社会学史研究』37: 27-45.
森元孝,2015,「同時性の誇張と圧縮――音楽の言語性と身体性」『社会学史研究』37: 47-58.

■論文
橋本直人,2015,「マックス・ウェーバーにおける行為論の転換と貨幣論――『経済と社会』改訂に関する一考察」『社会学史研究』37: 59-74.
渡辺彰規,2015,「ミシェル・フーコーの『言説分析』再考――savoirとpratique概念の意義を踏まえて」『社会学史研究』37: 75-89.

・『社会学史研究』第38号(2016年)
■特集 社会学理論の最前線 ―時間―
出口剛司,2016,「はじめに」『社会学史研究』38: 3-5.
多田光宏,2016,「社会学の基本概念としての時間――現象学的社会学と社会システム理論からの展開」『社会学史研究』38: 7-24.
伊藤賢一,2016,「批判理論としての社会的加速化論――ローザ理論の射程」『社会学史研究』38: 25-40.
濱西栄司,2016,「複数の時間とアンビバレンス――タッボーニ/トゥレーヌによる行為論敵時間論」『社会学史研究』38: 41-59.
三上剛史,2016,「『時間』に嗜癖する近代――時間の溶解と社会学理論」『社会学史研究』38: 61-77.

■論文
品治佑吉,2016,「戸田貞三における集団概念と社会認識――戸田社会学の歴史的再定位にむけて」『社会学史研究』38: 79-94.

・『社会学史研究』第39号(2017年)
■特集 社会学理論の最前線 ―空間―
出口剛司,2017,「大会シンポジウム『空間』に寄せて」『社会学史研究』39: 3-6.
渡會知子,2017,「N・ルーマンのシステム理論における『空間』の意味――ドイツ福祉国家の再編とローカルな援助の関係変容に寄せて」『社会学史研究』39: 7-25.
徳田剛,2017,「G・ジンメルの『空間の社会学』――空間・都市・移動をめぐって」『社会学史研究』39: 27-45.
佐藤典子,2017,「『社会空間』と『場』の理論から考える境界線の円環とアイデンティティ」『社会学史研究』39: 47-59.

■論文
馬渡玲欧,2017,「H・マルクーゼの文化論にみる管理社会論の契機――文化と労働の問題圏に着目して」『社会学史研究』39: 61-79.

2017年3月25日土曜日

研究助成まとめ

既に同種のまとめはあると思いますが、とりあえず自分の研究に関連しそうな助成についてメモを残しておく次第です。

・サントリー文化財団 若手研究者のためのチャレンジ研究助成

  1. サイト  http://www.suntory.co.jp/sfnd/research/
  2. 募集期間 10月~11月
  3. 助成期間 4月~3月
  4. 助成金額 上限100万


・公益財団法人村田学術振興財団研究助成
  1. サイト  http://www.murata.co.jp/zaidan/
  2. 募集期間 3月
  3. 助成期間 同年6月より1年間
  4. 助成金額 50万円~200万円(人文・社会科学)
  5. 備考   研究会助成、海外派遣助成も有り

・ニッセイ財団 環境問題研究助成若手研究・奨励研究
  1. サイト  http://www.nihonseimei-zaidan.or.jp/kankyo/02_gaiyo.html
  2. 募集期間 2月~4月(〆切4/3前後)
  3. 助成期間 同年10月より1年間
  4. 助成金額 50万円~150万円
  5. 備考   「人間活動と環境保全との調和に関する研究」に対しての助成 「高齢社会助成」「児童・少年の健全育成助成」有り

・公益財団法人 クリタ水・環境科学振興財団 人文・社会科学
  1. サイト  http://www.kwef.or.jp/josei/josei_koku.html
  2. 募集期間 4月~5月(〆切5/10前後)
  3. 助成期間 同年10月より1年間
  4. 助成金額 上限70万円
  5. 備考   人文・社会科学は「水に関する文化、教育、歴史、政策、制度などの研究 」

・公益財団法人アサヒグループ学術振興財団サスティナブル社会・経済学部門
  1. サイト   http://www.asahigroup-foundation.com/academic/support/guides.html
  2. 募集期間  11月~12月(〆切12/2前後)
  3. 助成期間  翌年4月より1年間
  4. 助成金額  上限100万

・瀬戸内海文化研究・活動支援助成 [A 調査・研究助成]
  1. サイト  http://www.fukutake.or.jp/art/koubo/
  2. 募集期間 9月
  3. 助成期間 翌年4月より1年間
  4. 助成金額 30万~100万

・NHK番組アーカイブス学術利用トライアル
  1. サイト  http://www.nhk.or.jp/archives/academic/
  2. 募集期間 年4回
  3. 助成期間 研究期間としては最大20日
  4. 助成金額 無し
  5. 備考   お金はもらえないが、NHKのドキュメンタリー等を素材とした研究が出来る